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日本薬科大学

日本薬科大学の薬用植物園をご紹介します

  2018.1.9

日本薬科大学で庶務を担当しております黒木重夫です。


庶務は主に渉外業務を担当しております。日本薬科大学の施設の使用・見学申請の受付、許可書の発行手続きなどが主な仕事です。


日本薬科大学の薬用植物園は圃場3,100㎡、温室400㎡の規模を持ち、大学の北側の森に囲まれた場所にあります。薬用を目的とした植物や今後薬用に使われる可能性のある植物数百種が育てられています。



↑日本薬科大学薬用植物園(北側から温室方向を望む)


 


ところで皆さんはエビスグサの種が「決明子(けつめいし)」というのをご存知でしょうか。「決明子」は「ハブ茶」の主原料になります。エビスグサのエビスは、「夷」と書き、異国の草という意味です。


有名なミュージシャン「ケツメイシ」はエビスグサの種子の生薬名である「決明子」からとっているとか。それもそのはず、バンドメンバー4人のうち2人が薬剤師だそうです。


 


本学の薬用植物園は植物の新たな一面の発見や薬学の蘊蓄(うんちく)の宝庫です。皆さんもここにいらして何かを発見してみてはいかがでしょうか?


 


 



↑エビスグサの実


1月現在、温室外の植物はほとんど冬枯れ状態となりましたが、それでもまだキクの花がわずかに残っていますし、ユズがたわわに実っています。この時期に観られる花や実もよく見ればたくさんあります。また春に備えて既に芽吹いている植物も観られます。芽吹いたシャクヤクやボタンの芽に心を洗われる気持になるのは私だけでしょうか?


 


 



↑シャクヤクの冬芽


 



↑ボタンの冬芽


一方、温室にはインドジャボク、アロエなどの温暖な地方の植物が元気に育っています。なお温室も見学が可能ですので是非訪れてみてください。



↑インドジャボクの果実


 



↑温室の中(バナナなど)


 



↑アロエの花


 


また、薬用植物園の周りは樹齢を重ねた木々たちに囲まれて清々しい空気が流れており、単にぶらりと散策するのもおすすめです。


勉学の合間に一息つきに来たりする学生が最近増えてきました。薬用植物園を担当している私たちにとってはうれしいことです。今後、薬用植物園の設備や植栽する植物の数等を充実させるとともに、おもてなしにも益々磨きをかけたいと思っております。


以上のように、本学の薬用植物園は魅力が一杯です。学外の方々にも開放しておりますので、お近くにお出かけの際は、ぜひお気軽に足をお運びください。


なお、学外の方で見学を希望される方は、日本薬科大学業務グループ庶務係黒木重夫(048-721-1155)までご遠慮なくご一報下さい。


 


日本薬科大学


庶務 黒木重夫


 


 


参考文献:


船山信次.毒草・薬草辞典.サイエンスアイ新書、2012、238p


木村孟淳. 田中俊弘. 水上元編集. 新訂生薬学. 南江堂、2007、289p